駐車場のシェアリングサービスをはじめた僕が伝えたい5つのこと
経営する駐車場でシェアリングエコノミーをはじめた調査員のEと申します！以前僕が書いた記事はこちらからご覧ください。
不動産工房さんへ相談し、駐車場のシェアリングサービスをはじめて2年半。そんなご縁もあって、ここで記事を書いています。
時代も変わり、改めてシェアリングサービスをはじめて良かったなと感じています。
今回は、駐車場のシェアリングサービス2年半歴の僕が時代の背景を交えつつ、仕組みとメリット・デメリットをお伝えします！
1）世の中の考え方が「所有」から「共有(シェア)」になってきている
駐車場のシェアリングサービスは、いわゆる「シェアリングエコノミー」の１つです。
シェアリングエコノミーとは？
個人・企業が保有する資産（モノ、スペース、時間、スキル）の貸出しサービスです。あらゆるモノを「所有」することがステータスだった時代から「共有」するという価値観が高まっています。持て余しているものを有効活用することで、新しい経済の動きをつくるビジネスの形です。
最近では「カーシェアサービス」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。
シェアリングエコノミーのメリット
貸主は遊休資産（＝稼働していない資源）の活用による収入、借主はそれらを購入・所有することなく必要に応じて利用ができるメリットがあります。
以前の記事を見ていただくとわかるのですが、僕の一向に埋まらない月極駐車場も遊休資源だったので、必要な人に使えてもらえて本当にWinWinなサービスだなと感じます。
この記事を見ている人の中にも、持て余している資源をお持ちの方がいるのでは？
意外な場所が、実は遊休資産になっていたりもしますよ。
「遊休資産になるのか？」「自分の駐車場では可能なのか？」そういった疑問も不動産工房さんに聞いてみるのがおすすめです。
2）駐車場シェアリングの仕組み
駐車場シェアリングをはじめたくなりませんか？
しかし「よし、はじめよう！」とオーナー1人ではじめられないのがこの駐車場シェアリングです。
簡単に仕組みを解説します。
改めて駐車場シェアリングとは？
月極駐車場として賃貸に出しているものの、立地や周辺環境の影響で、空き区画が生じているというケースもあるかと思います。その空いている区画を空いているときだけ1日単位・時間単位で貸出しするのが駐車場シェアリングサービスです。
駐車場シェアリングサービスのしくみは？
コインパーキングは機械・精算機の導入で初期費用が結構かかるイメージです。
駐車場シェアリングは、機械導入もありませんし、準備期間もほとんどありません。
仲介会社、管理会社さんがアプリやネットから借りたい人とマッチングするサービスを提供してくれているので、オーナーとしてやることは予約を待つだけです。
駐車場を登録し審査に通ったら、運営会社のWebサイトに掲載され、そこから借りたい人が予約を入れてくれます。
予約が入るたび、メールで通知がくるシステムもあります。
3）駐車場シェアリングサービスの３大メリット
空きスペースを有効活用
複数台の活用も可能である為、空きスペースの有効活用としては非常に効果的です。
需要がないと思っていたスペースも登録してみたら意外と予約が入ったというケースも珍しくありません。
無料で始められる
シェアリングサービスを始める費用は無料です。
もちろん機械設置も不要なので、手軽に始めることができます。
自由に貸出、募集停止も自由
スマホひとつで貸出の開始・停止が自由に設定できます。月極駐車場と併用している場合、月極駐車場の契約者が決まった区画のみ募集停止にすることも可能です。
４）デメリット
不特定多数の利用によるトラブル
シェアリングサービスに限ったことではありませんが、無断駐車や、予約した人が区画を間違えて駐車していたことがありました。
予約の有効時間が過ぎているのに出庫しないなども過去にはありましたが、トラブルはすべて、シェアリングサービスの運営会社さんが対応してくれました。
5）僕が利用している駐車場シェアリングサービス
僕が使っているのは、駐車場シェアリングを提案してくれた不動産工房さんが利用しているタイムズのBです！
駐車場シェアリング タイムズBのサービス概要
画像引用：タイムズ
契約期間は1日からで、解約も即日と本当に手軽。
メリットの項目で上げた内容がすべて詰まっているサービスです。
ストレスのかかる駐車場管理は専門会社におまかせ
僕の場合は、駐車場専門会社の不動産工房さんに管理を任せています。月極駐車場とシェアリングサービス、どちらも自分で管理するのは大変なので、不動産工房さんのような管理会社さんに一括おまかせがおすすめです。
最初は月極駐車場のみでしたが、シェアリングサービスを提案してもらえて収益アップが叶いました！
1ヶ月の収入が月極駐車場の収入を超えることはほぼないので、シェアリングサービス単独よりも、月極駐車場との組み合わせが一番良さそうです！
